079:緑の森




風の中に潜む夏の気配に目を閉じた。

もうすぐ夏だねえとのんびりつぶやくと、同じくらい呑気な声で返事が帰って来る。そうやなあ。


開け放した窓が気持ちいい。
快晴の日曜日の午後。見渡した景色は新緑に染められていた。