081:星の海の、その向こう




「ねえねえほんとにさ、星の海の向こうにステシイガ太陽系第5惑星があって平和を愛するトカゲ型人類が文明を築いてたらどーする?」
「そりゃお前、行くしかないやろ」
「行ってどうするの?」
「勿論…」
「勿論?」
「友好を深める!」
「ショボッ」
「…!(がーん)」
「行ってすることと言や侵略デショ侵略、まず政治体制破壊して代表者傀儡にしてゆくゆくはみんなが愛してくれたトカ博士…の助手のゲーくんを王様に」
「ええッ!?トカ博士はどないすんねん」
「何言ってんのあたしらトカゲ語わかんないんだから専属通訳がいるでしょーが」
「なるほど…ン?あれそれなら俺らの地位は?」
「あたしは王妃」
「俺は?ってが王妃?アレゲーくんが王様やろ、てことは」
「ゲーくんがあたしの夫」
「…!!(がーん)」
「ああ、あんたはゲーくんの子姓よ子姓それでじゅーぶん」
「(こ、子姓…!?)」