088:好き、嫌い、好き




道端に咲いてた花を適当に摘んで来て、花占いをしてみた。
すき、きらい、すき。でも何回目かのすきのあたりで奴が帰って来た。

「俺のこと?好きに決まってるやんあほやなぁ」とかとっても自意識過剰なこと(っていうか妄想だからそれ)を言い出したけど、とりあえず放っておいて花占いを完了させることに専念する。結果はきらい。そっか、嫌いかぁ。

「せやから違うゆーてるやん、」
「いや、あんたのことじゃないから」

ない、を思いっきり強調して言ってやった。あからさまに落ち込むけど無視、無視!
ちなみに何のこと占ってたん…?恨みがましく聞かれたので、優しいわたしは懇切丁寧に説明してあげる。
「主人公はビアンカかフローラか選ばなきゃいけないでしょ、あたしはビアンカ派だけど坊ちゃんはどう思ってるかわかんないじゃない。だからフローラを好きか嫌いか占ってたのよ」
「(ドラクエX…!)」