098:影法師
夜の闇は孤独で塗り染められているのだ。
だから夕方、もうすぐ帳が下りるのかと思っていつも憂鬱だった、けど。 でも手をつないだ影が長く、長くのびるのはとても好きかもしれない。
彼と帰りにアイス食べながら並んで歩いていて、そう思った。