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「海行きたい」
「海ィ?」
「そう、それで岩場に立ってさ、ホラ…」
「青春のばかやろ〜って?」
「そうそう、それ!」
一体何からそう思ったのかは知らないが、彼女は楽しそうに笑った。
とりあえず、本当にやりに行ったら思いきり笑って、その夕日のシルエットを写真でとってやろうと思った。きっと喜ぶ。